各地で危険な暑さになり、夜間の熱中症にも注意が必要です。
編集部では、みんなの「寝るときのエアコンの設定温度」を調査してみました。
■寝るとき、エアコンは何℃にしてる?
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女681名を対象に「夏場の就寝時のエアコンの設定温度」について意識調査を行ったところ、以下の結果に。
《夏、就寝時のエアコンの設定温度は?》
・27~26℃:39.8% ・28℃以上:16.0% ・25~24℃:15.1% ・23℃以下:1.5%
・就寝時にエアコンをあまりつけない:27.6%
「27℃~26℃」が最も多いことが判明。
一方で、居住地の影響もあると思われますが、就寝時にエアコンを使わない人も少なくないことが分かります。
■「住居で熱中症」が最多だった
今年は6月から異常な暑さとなり、総務省消防庁によると、全国で6月に熱中症で救急搬送された人は、昨年の2倍以上となる1万7,229人。6月分の調査を始めた2010年以降で最多となったことが報じられました。
報道によると、このうち場所別では「住居」で熱中症になった人が最も多く、暑さが厳しい時期は夜間もエアコンは「つけっぱなし」にすることが各所で呼びかけられています。
また、エアコンの設定温度=室温ではありません。温度計で実際の室温や湿度を確認しながら、快適に過ごせる室温になるように、エアコンの温度を設定することが重要です。
■『ZIP!』専門医が解説した快眠法が話題に
しかし、エアコンをつけっぱなしにすると冷える・寒いという問題も。
これについて、7月9日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)に出演した、東京疲労・睡眠クリニック院長・梶本修身先生によると、「寝ている間は大量の汗をかき、それが蒸発するときに体をクールダウンすることができる。それが回復に繋がっていく」とし、夏場もできれば就寝時は水分を吸収しやすい綿などの生地で「長袖・長ズボン」が理想的だと解説し、スタジオでは驚く声が。
暑さが厳しい時期は、エアコンを消して寝ている間に室温や湿度が上がり、危険な状況になる場合も。「エアコンを消す・つける」の2択ではなく、衣類や寝具での調節を試してみても良いかもしれません。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年7月18日~2025年7月23日調査対象:全国10代~60代の男女681名