石原広教 写真:Getty Images

 浦和レッズ所属DF石原広教は、7月23日に行われた明治安田J1リーグ第21節の湘南ベルマーレ戦でフル出場。古巣相手に好パフォーマンスを発揮し、チームを勝利に導いたが、試合後のSNS投稿でも注目を浴びている。

 同選手は25日にインスタグラムを更新。湘南戦でプレーする自身の様子やチームメイトとのツーショット写真などをアップし、「WIN」「久しぶりの勝利 応援ありがとうございました」と綴っている。勝利したこともあり、ファン・サポーターからの称賛メッセージが多く寄せられているが、「スローイン含めてセットプレーでの切り替え、判断が遅い」などとプレーの改善を求めるコメントも。この批判に対して、本人はこう反論している。

 「リスタートについてですが、夏場の連戦で勝っている時間帯はどれだけ味方に休む時間を作れるかはサイドバックの仕事だと思っています。もちろん負けている時やチャンスになりそうな時はすぐに始める意識は常にしています。得点になった3点目のシーンもそうです。そういった駆け引きも見ていただけると幸いです。応援よろしくお願いします!」

 湘南戦では、71分にMF関根貴大が追加点を奪ったが、このゴールは石原のスローインが起点となった。その石原の返答は、スクリーンショットによりXで瞬く間に拡散。同選手の考えに共感するファン・サポーターの声が多く上がるなど、反響を呼んでいる。

 2025シーズン開幕当初はしばらく出番が無かったものの、4月以降はJ1リーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場の石原。FIFAクラブワールドカップでの経験も、同選手のさらなる成長を後押しするはずだ。