
川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノス在籍歴のある東京五輪U24日本代表MF三好康児に、ドイツ2部VfLボーフム退団の可能性が浮上。すでに他クラブからの関心があるという。
現在28歳の三好は2019年夏に欧州挑戦。ベルギー1部ロイヤル・アントワープやイングランド3部バーミンガム・シティで結果を残すと、2024年夏の移籍ウィンドウ最終日にボーフムへ完全移籍。イングランド3部からブンデスリーガへ、異例とも言えるステップアップ移籍で注目を浴びた。
ボーフムでの活躍も期待されたが、2024/25シーズンは怪我の影響もあり、ブンデスリーガ14試合の出場で1ゴール、スタメン出場6試合と控え要員に。チームも2部降格という結果に終わると、すでに複数の主力選手を放出している。
2028年6月30日までの複数年契約を結んでいる三好だが、ドイツ『WAZ』は7月21日に「彼はボーフムのプレシーズントレーニングにおける敗者だ」と、厳しい立場に置かれる可能性を伝えると、25日には「彼はボーフムであまり馴染めていない。ボーフムでの良いシーズンを期待するか、それともオファーがあれば手放すか疑問だ。獲得に興味を示しているクラブは存在する」とリポート。イングランド方面からの関心を伝えた一方、Jリーグ復帰の可能性には触れていない。
なお、ドイツ『ビルト』が5月1日の時点で「三好はチーム内で高給取りであるが、怪我に泣いた」と稼働率の低さを指摘している。8月2日にはドイツ2部リーグが開幕するが、プレシーズンマッチ等でのアピールに失敗したとみられる日本人アタッカーの去就は不透明と考えられる。