元北海道日本ハムファイターズ・杉谷拳士氏のYouTube『熱スギヤch【杉谷拳士 公式】』が23日に更新。

「【メジャー行き最有力候補は?】NPBから次に羽ばたくのはこの選手だ!【DELTAコラボ】」と題した動画が公開された。

【動画】次のメジャー候補は…

■データ分析のプロが発表

今回は、野球のデータ分析のプロ・DELTA(デルタ)の宮下博志氏と岡田友輔氏とのコラボ動画。「wRC+(得点創出力)」を中心に数値で野手を評価し、メジャー有力候補をランキングで発表する。

4位は、東京ヤクルトスワローズ村上宗隆。今季は故障で長期離脱しているが、宮下氏は「過去の成績からすると、有望株であるのは間違いない」と太鼓判。岡田氏は「今年に関しては故障してるんで。来年、このまま行けるかどうかってとこも踏まえて、ちょっと控えめな評価」と話す。

■「2016年の大谷選手とほぼ同じ」

3位は、毎年安定した数字を残している横浜DeNAベイスターズ牧秀悟。宮下氏は「ここ数年、打撃がどんどん良くなっていて。パワーとコンタクトが両立できている。三振しないのにちゃんとスタンドまで飛ばせる。ここが評価は高い」「今年のwRC+183というのが2016年の大谷選手とほぼ同じ」と語る。

2位は阪神タイガース佐藤輝明。前半戦だけで25本塁打をマークしており、宮下氏は「長打が一気に逆方向に飛ばせるようになったのが大きいかなと。多少、メジャーの球速で差し込まれたとしても、おそらくパワーはある程度発揮できるんじゃないか」と期待する。

■NPBではトップクラス

そして1位は、読売ジャイアンツ岡本和真。6年連続30本塁打以上を記録した若き大砲で、「今年一気に開花したと言ったらあれですけど。フォアボールを選べて、三振もしなくなった。当てたときにちゃんとホームランを打てる。あらゆるツールが、完全にNPBではトップクラスになってきてる。(NPBでやることが)なくなってきてると思いますね」と宮下氏は大絶賛する。

岡田氏も「彼はファーストもサードも外野もできるんで。メジャーの球団にとってもすごく使い勝手がいい選手っていう風に言えると思いますね」と守備面も評価した。

今年の誕生日で29歳になった岡本。怪我で離脱中だが「年齢的にも、おそらく20代で行くほうが、打者としても向こうの投手に慣れるので有利になる」と宮下氏が話すと、杉谷氏は「この動画をもし岡本選手が見てたら、多分復帰、だいぶ早めるでしょうね」とコメントした。