地中海眺めながらの長いお散歩の後は、「ピカソ美術館 アンティーブ」。
ここは、ピカソのかわいらしい系作品がたくさんあると同時に、大好きなニコラ・ド・スタールを数点持ってる。

アンティーブのピカソ美術館は、海に面した素敵なお城

まずは、愛するニコラ・ド=スタール
遺作になった大作”ル・コンセール”を、ず〜っと眺める。
あの日、なんでパリに行ったんだろう?なんでこのコンサートに行っちゃったんだろう?なんで、ウェーバーとシェーンブルクにそんなに影響受けちゃったんだろう?なんで、こんなきれいな海の前で命を終えちゃったんだろう…。70年前の3月半ばにここで亡くなったド・スタールに思いを馳せる。

コンセール以外にも数点素敵な作品 ブルーが美しい静物画と、アンティーブを描いた作品 アンティーブの海と空の色がこんなふうに見えるなんて、辛すぎる…
ド・スタール満喫後は、喜び溢れるチャーミングなピカソの作品たちを愛で、素晴らしいテラスで再び地中海と追いかけっこ楽しんでるウミネコを眺める。

かわいらしい作品多いのが、アンティーブのピカソ美術館の特徴

いつも見入っちゃう、ウニ男

この美術館の一番のお気に入り 生きる喜び 右から2番目のヤギになりたい♪

おいしそうな魚介作品も多々

壁に飾られたたくさんの陶器 近くのヴァロリスで、ピカソはたくさん陶芸した 美味しそうなものシリーズ、サバ(かイワシ)、おいしそ

お気に入りは、左下のフクロウちゃん ピカソのフクロウ作品群、好き

この美術館、テラスが本当に素晴らしい インスタに、テラスの映像あります
美術館とバイバイした後は、マルシェで大好きなバノンとサラダとサラミ買い込み、再び「ヴェジアノ」に寄って、ピサラディエールとブレットのトゥールト(塩系と甘系)もゲットし、夕食の準備完了。
たくさん歩いてクタクタ。ニースに帰ろう。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2025年3月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。