
リーグアンから2部へ降格したスタッド・ランスは、日本ツアーを開催。モンテディオ山形、柏レイソル、ガンバ大阪との対戦を控えているが、日本代表MF伊東純也は不安を抱えている模様。移籍報道も飛び交っているだけに、柏との古巣対決でピッチに立たない可能性もあるという。
2025年4月末の公式戦で左足首を痛めたものの、2024/25シーズン最終戦までプレーを続けていた伊東。しかしクラブが2部へ降格すると、2025年夏の一部プレシーズンマッチではピッチに立たず。関根をはじめチームメイトとともに来日したが、フランス『ランスVDT』は24日に「伊東の怪我はそれほど重くはないが、まだ少し痛みが残っている。特に契約満了まで1年を切り、他クラブからの関心もあるだけに、リスクを冒すわけにはいかない」と報じている。
そんな伊東の去就を巡っては、フランス『フットメルカート』は7月15日にボローニャ、フィオレンティーナ、ジェノアからの関心を報道。セリエA移籍の可能性が考えられる中、ベルギー『WALFOOT』は19日に同国1部ヘンク復帰の可能性をリポート。1年後にFIFAワールドカップ北中米大会を控えているだけに、本人は欧州1部リーグでのプレーを望んでいるかもしれない。
正式オファーは報じられていないものの、移籍の可能性があるだけに、非公式戦では無理ができないところ。27日から中2日で3試合を戦うという過密スケジュールが組まれている日本ツアーで、プレー回避というシナリオも考えられる。
ランス所属選手では、伊東のみならずFW中村敬斗にも移籍の可能性が取りざたされている。すでにオリンピック・マルセイユ、ニース、サウジアラビア1部アル・フェイハFC、日本代表MF守田英正擁するスポルティングCPからの関心が報じられているが、『ランスVDT』は「彼はどこへ行ってしまったのか?7月12日のズルテ・ワレヘム戦以降、まったく音沙汰がない…」とリポート。伊東と同じく、古巣のG大阪戦をはじめ日本開催の3試合でプレーしない可能性が考えられる。