
J1残留を目指す横浜F・マリノスは、DF角田涼太朗の再獲得に近づいている模様。同選手は2025年6月にベルギー2部降格のKVコルトレイクを期限付き移籍期間満了に伴い退団しているが、レンタル元のイングランド3部カーディフも退団する見通しだという。
現在26歳の角田は、2024年1月に横浜FMからカーディフへ完全移籍すると同時に、カーディフからコルトレイクへ期限付き移籍。海外挑戦から約3カ月後に大腿四頭筋の肉離れ等で長期離脱を余儀なくされると、2023/24シーズン終了後に一度コルトレイクを退団。レンタル元のカーディフでリハビリに励み、U21の公式戦でのプレーを経て、2025年1月に再びコルトレイクへ期限付き移籍。2月23日のベルギー1部リーグ戦以降、全試合でスタメン出場するなど、復活を印象付けていたが、コルトレイクを残留に導くことはできなかった。
5月下旬、インスタグラムのストーリーズでみなとみらいの様子をアップしたこともあり、横浜FM復帰の可能性がささやかれていた角田だが、7月10日時点でカーディフのプレシーズントレーニングには参加していた。
しかし、日本のサッカー情報を専門に扱う『サムライウォリアー』は25日に「カーディフは角田の退団を許可し、彼の放出を承認した」とリポート。2025/26シーズンの構想に含まれていない現状を伝えたほか、「横浜FMが彼の移籍先の最有力候補だ」と、横浜FM以外のクラブも同選手の獲得に動いている可能性を伝えた。
一方、横浜FMの守備陣では2025シーズン途中の移籍ウィンドウでDF永戸勝也をヴィッセル神戸へ完全移籍により放出。DF渡邊泰基が7月12日の練習中に左膝外側半月板損傷という大怪我を負い、全治約6か月と診断。今季中の復帰は絶望的であるだけに、センターバックの補強は急務だ。