
ガンバ大阪、アビスパ福岡、ヴィッセル神戸在籍歴のあるDF初瀬亮は、2025年5月にイングランド2部シェフィールド・ウェンズデイを退団。今もなおフリーの身であり、Jリーグ復帰が噂されていたが、スペイン移籍の可能性があるという。
シェフィールド退団後の5月17日に、ノエビアスタジアム神戸で神戸対G大阪を観戦していた初瀬は、試合後にインスタグラムで「来シーズンに向けていい報告が決まりましたら、また皆様にお知らせします!」とファン・サポーターに報告していたが、2か月が経過した今もなお、自身の去就に関する投稿はない状況だ。
そんななか、日本のサッカー情報を専門に扱う『サムライウォリアー』は24日に「初瀬亮はスペインのセグンダ・ディビシオン アルバセテ・バロンピエ 移籍 (噂) です」(原文ママ)と伝えているが、交渉や正式オファーの有無には触れず。アルバセテは2004/25シーズンを最後にラ・リーガから遠ざかっており、直近15年間は2部昇格と3部降格を繰り返している。ただ2024/25シーズンは勝ち点58を獲得し、10位で終了。3年続けて2部残留を果たしている。
現在28歳の初瀬は、神戸の主力選手として2023年から24年にかけて神戸のJ1連覇に貢献。2025年1月に神戸を退団し、イギリスの移籍ウィンドウ終了直後にシェフィールドへ加入していた。シェフィールドは神戸との契約満了を待ってから、移籍金ゼロで同選手を獲得したが、イングランド2部リーグ戦で6試合の出場にとどまるなど、新天地で結果を残せず、わずか4か月で退団している。
神戸で実績を残し、満を持して海外挑戦を果たしたものの、イングランド2部の舞台で本来のパフォーマンスを発揮できなかった初瀬。再び欧州のピッチに立つチャンスをつかめるか、同選手の動向から目が離せない。