1時間ほど加熱したら、竹を割って完成。泥臭さなどが懸念されましたが、竹の爽やかな風味にカバーされて全く気になりません。

ふっくらと蒸し上がったコイは柔らかくてみずみずしく、臭みはないのはもちろん、竹から出るほんのり甘いエキスが絡んでとても美味。塩味しかつけていないとは思えないほど複雑な風味で、青竹焼きという調理法の奥深さを思い知らされた気分でした。

<脇本 哲朗/サカナ研究所>