今回はかなり簡易的な作り方をする。必要な物は以下の3つのみ。バラ針・アシストライン・ソリッドリング。今回はイサキSLJ用にアシストを作成する。フックは細軸で、高い強度は必要ないのでソリッドリングは小さめの物を用意する。

「材料費はたったの105円!」SLJ(スーパーライトジギング)用アシストフックの自作法アシストフックの材料(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)

アシストラインはハリのあるものと柔らかいもので2つあるが、好みでいいだろう。あまり太すぎると結べないので8号位がおすすめ。

まずは針を内掛け結びで2つ結ぶ。内掛け結びに関しては申し訳ないが、文字と数枚の写真で解説するのは難しい。動画などを見ながらやってみた方が分かりやすいのでご自分で調べて欲しい。この時の針と針の間のアシストの長さを調整することでショート・ロングの作り分けが出来る。

「材料費はたったの105円!」SLJ(スーパーライトジギング)用アシストフックの自作法アシストフックの長さ調節(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)

作成手順の半分はもうこの段階で完了している。あとは余分な糸をカットしたらソリッドリングに通し、最後に針の結び目に速乾タイプの瞬間接着剤を少量つける。

もしもの場合の抜け対策だ。あまりつけすぎるとアシストライン全体に浸透してガッチガチになってしまうので、結びコブに少量つけるだけでいい。これで強度面の心配は問題ないだろう。

コストは「105円」

分かりやすくするために表示は全て税抜き定価
スイフター#1 18本入り 500円 単価28円×2
ソリッドリング#3.5 9個入り 350円 単価39円
アシストライン 800円 単価10円として計算

合計はツインアシスト1本あたり105円となった。既製品のアシストを買った場合、1本あたりの単価が平均250円程度だとすると半額以下での制作が可能だ。今回は合計で9本のアシストを作成し、所要時間は30〜40分ほどだった。慣れればテレビを見ながらでも作れるので、是非一度試してみてはいかがだろうか。

「材料費はたったの105円!」SLJ(スーパーライトジギング)用アシストフックの自作法アシストフックの完成(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)