米富豪ジェフリー・エプスタイン氏の事件に関連する文書に、トランプ大統領の名前が複数回記載されていたことがWSJによって明らかになりました。

司法省のボンディ長官は5月、この事実をトランプ氏に伝えていたとされています。文書には他にも著名人の名前が含まれていますが、記載だけでは違法行為とは結びつかないとされています。

トランプ大統領 ホワイトハウスHPより

ホワイトハウスのチャン広報部長は、「大統領がエプスタイン氏との関係を断ったのは事実であり、今回の報道は民主党やリベラル系メディアが作り上げたフェイクニュースにすぎない」と述べ、報道内容を否定しました。

トランプ大統領は1990年代から2000年代にかけてエプスタイン氏と交友関係にあり、写真や映像も残っていますが、後に関係を断ったと主張しています。

そのWSJは17日にも、トランプ氏が2003年にエプスタイン氏に送ったとされる誕生日メッセージの内容を報じており、トランプ大統領は名誉を傷つけられたとして、同紙を訴えています。