
スコティッシュ・プレミアシップのセルティックは7月19日、J1の川崎フロンターレからFW山田新を獲得したことを発表した。契約期間は4年間で、クラブのブレンダン・ロジャーズ監督にとって今夏6人目の補強となった。
山田は同日、クラブ公式メディア『セルティックTV』のインタビューで、「ここでプレーできることを本当にうれしく思う」と喜びを語り、「昨2024年末にセルティックから関心があると聞いた」と明かした上で、「ここは自分にとって良い環境。期待に応えられるよう頑張りたい」と意気込みを述べている。
移籍の決断に際しては、クラブに在籍する日本代表MF旗手怜央との電話が大きな影響を与えたという。山田によれば、旗手とは川崎で在籍時期が重なっておらず、顔を合わせる機会はなかったものの、セルティック移籍の噂が出た際に連絡を取り、「素晴らしいクラブで、ここでプレーできるのは名誉なこと」と伝えられたという。
また、セルティックで活躍する日本代表FW前田大然や、山田より一足早くクラブに加入したDF稲村隼翔とも連絡を取り、助言を受けていたことも明かしている。
山田はJ1の2025シーズンは前年ほどの結果は出せていないものの、セルティックでの活躍を通じて2026FIFAワールドカップ(W杯)の日本代表入りを目指しているようだ。
山田は「まず自分はストライカーなので、やるべき仕事はゴールを決めること」と語り、「自分の強みはパワーとスピードなので、それを活かして多くのゴールを決めたい」と語った。
さらに、「ここで良いパフォーマンスを見せて、代表でプレーし、W杯に出たい」と述べ、「試合で結果と勝利に貢献できるよう全力を尽くす」と意気込みを語っている。