
昨季から指揮を指揮するエンツォ・マレスカ監督のもとでプレミアリーグでは4位フィニッシュとなったチェルシー(イングランド1部)だが、カンファレンスリーグでは優勝。さらに、今夏に開催されたクラブ・ワールドカップでも優勝を果たしている。
そのチェルシーはすでにブラジル代表FWジョアン・ペドロやイングランド人FWリアム・デラップを補強。レンタル先のストラスブール(フランス1部)でブレイクしたブラジル代表MFアンドレイ・サントスも復帰するなど、新シーズンに向けて着実に補強を進めている。
そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、チェルシーは次なるターゲットとしてアヤックス(オランダ1部)でプレーするオランダ代表DFヨレル・ハト(19)に照準を当てているという。
チェルシーはオランダ代表DFの獲得に向けて個人合意に至っており、アヤックスとのクラブ間交渉も移籍金4000万ユーロ(約68億9000万円)での目処が立っているとのこと。同選手の代理人も「ハトはチェルシーと交渉を行なっている」とこの動きが事実であることを認めたという。
アヤックス下部組織出身のハトは、2023年1月に16歳10か月という若さでトップチームデビューを果たすと、すぐさま主力に定着。フィジカルの強さなどを武器に昨季も公式戦50試合に出場して3ゴール6アシストを記録する活躍を披露していた。