元読売ジャイアンツ監督で野球評論家の堀内恒夫氏が22日、自身のAmeba公式ブログを更新。21日の試合のなかで、成長を感じた選手を明かした。
■吉川尚輝がサヨナラ打
巨人は21日の阪神タイガース戦で、最大5点差をひっくり返し、サヨナラ勝ち。
5点ビハインドの7回、増田陸の適時打などで2点を返す。なおも1死1、3塁のチャンスで、リチャードが豪快な同点3ラン。そして9回2死満塁から、吉川尚輝がサヨナラ打をマーク。巨人は連敗を4で止め、前半戦をリーグ3位で終えた。
■注目は吉川よりも…
堀内氏は「成長を感じた打席」と題してブログを更新。
「6回裏終わって巨人0−5阪神 1点入れられるかどうかの試合が続くなか 多くのファンが寂しい結果を想像しただろうね(笑)」「しかし7回裏 阪神のエラーがきっかけでリチャードの3ランを含む5得点で同点に追いついた。追いついたけど勝ち越しまではできなかったからここまで追いついても最後はやられるのか…まだまだ信用出来ずに観ていたら9回サヨナラですよ」と劇的勝利を振り返る。
試合を決めた吉川について「よく打ってくれた」と評しつつ、「俺はあえてその前の佐々木の打席 彼の成長に注目したいね」と記した。
■「おっしゃるとおり」と反響
この試合2番に入っていた佐々木俊輔は、9回2死1、3塁から11球粘った末に四球を選び、吉川のサヨナラ打につなげた。
「初球を打って凡フライなど早打ちが多い若手のなか、自分が今何をしなくちゃいけないのかそれが伝わってくる打席だったね」とし、「後半戦に向け希望が持てる試合 そう締めておこうかな」とご機嫌な堀内氏だった。
コメント欄には「流石堀さん目のつけ所が違う」「佐々木選手 必死さが打席で見えましたね」「おっしゃる通り、佐々木選手の粘りが本当に良かったです」「あれがあったからこそ、サヨナラになったと思います」との声が寄せられている。
・合わせて読みたい→マツコ絶賛、そうめんの「時間が経ってもくっつかない茹でかた」がスゴすぎた
(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)