以前から違法民泊が問題になっている晴海フラッグ。管理組合が宿泊者を不法侵入者として警察に通報するなどと警告などを行っていますが、相変わらずなくなる事は無いようです。大手管理会社の及び腰の形式的な対応を見透かされているかのようです。
最近も地下の駐車場で民泊利用者の送迎用と思われるアルファードが複数台駐車されているのを見かけました。確証はありませんが、居住者の車ではないことは確かのようです。
また、不動産会社が仲介物件の部屋の鍵を入れたキーボックスをマンション周辺につないでいるケースも見られます。
最近、ご近所さんが発見したダイヤル式のキーボックスは、マンションの外にある庭のベンチにくくり付けられていたそうです(写真)。
民泊の鍵の受渡用なのか、あるいは不動産会社が設置したものかは分かりません。いずれにしても、違法である事は事実です。
もし民泊であれば、鍵を受け取った宿泊者が建物内に入ることになり、不法侵入として警察に通報されます。
また不動産会社に対しては業界団体の「全日本不動産協会東京都本部」が管理者の許可無くキーボックスを設置すると軽犯罪法などに違反する行為にあたる可能性があることをウェブサイトで注意喚起しています。
実際、昨年11月にキーボックスを設置した不動産会社役員が軽犯罪法で書類送検された例もあります。
このような不審なキーボックスを発見した場合、マンションの管理センター連絡するのではなく、直接警察署に通報するのが良いでしょう。
マンションの管理センターはトラブルに巻き込まれるのを恐れているのか、及び腰でこの手の通報に対して毅然と対応してくれません。官僚的な対応には困ったものです。
今回の件もご近所さんが警察に通報すると、その日のうちに現場の確認に警察官が来てくれたようです。
不審なキーボックスを見つけたら警察に即通報。
この手の犯罪は「やり得」にさせないことが大切です。違法行為が割に合わない事を悟れば、やる人の数が減っていずれ撲滅できるはずです。