
マンチェスター・シティ(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグでスペイン代表MFロドリを含めた離脱者が相次いだこともあり、4位フィニッシュ。史上初のリーグ戦4連覇から一転して、ジョゼップ・グアルディオラ監督体制で最低の順位となっていた。
そのシティは昨季、シーズン途中に構想外の扱いを受けていたイングランド代表DFカイル・ウォーカーがミラン(イタリア1部)へレンタル移籍。本職ではないポルトガル代表MFマテウス・ヌネスが→サイドバックとしてプレーしている状況だった。
そのなかで、移籍市場に精通するフランス人ジャーナリストのファブリス・ホーキンス氏によれば、今夏に右サイドバックの獲得に乗り出しているシティはバルセロナ(スペイン1部)でプレーするフランス代表DFジュール・クンデの獲得に興味を持っているという。
ボルドー(フランス1部)でプロキャリアをスタートさせたクンデはセビージャ(スペイン1部)で台頭すると、2022年夏にバルセロナへ移籍。当初はセンターバックでプレーしていたが、コンバートされた右サイドバックの絶対的レギュラーに君臨すると、対人守備の強さなど昨季はクラブのラ・リーガ制覇などに大きく貢献した。
そのクンデに関してバルセロナは契約延長に向けて交渉を行なっており、双方共に前向きな合意に達することを望んでいるとのこと。バルセロナはクンデと2027年夏まで契約を残しているなかで、世界最高の右サイドバックだと評価しているようだ。