イギリス出身のミュージシャン、オジー・オズボーンさんが2025年7月22日に亡くなりました。76歳でした。

オズボーンさんは1960年代後半にロックバンド「ブラック・サバス」を結成し、1970年にボーカルとしてデビュー。「ヘビーメタルの先駆者として世界的な人気を博しました。1979年にバンドを解雇された後はソロ活動に転じ、アルバム総売上は1億枚を超えました。ライブでの過激なパフォーマンスや、家族に密着したリアリティ番組でも話題を集め、「メタル界の帝王」「闇の王子」とも称されました。

ラストライブでのオジー・オズボーンさん 同氏Xより

2020年にはパーキンソン病を公表し、闘病を続けていましたが、今月5日には故郷バーミンガムで「最後のコンサート」として4万人の観客の前で黒い玉座に座って歌声を披露しました。

亡くなる2〜3週間前にスタジアムを満員にするライブを行うということはにわかに信じがたいものがあります。