
ユベントス(イタリア1部)は昨季チアゴ・モッタ前監督体制でスタートしたものの、勝ちきれない試合が続いたこともあり、シーズン途中に解任。イゴール・トゥドール監督がバトンを受け継ぎ、最終的にセリエAで4位フィニッシュを果たして今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。
ユベントスは今夏に右サイドバックの補強を目指しており、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、アトレティコ・マドリード(スペイン1部)でプレーするアルゼンチン代表DFナウエル・モリーナの獲得に興味を持っているようだ。
トルコ代表FWケナン・ユルディズや、もうまもなく完全移籍に切り替わるポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソン、新加入のカナダ代表FWジョナサン・デイビットといった攻撃陣を支えるためにモリーナのスピードや技術、アシスト能力が高く評価されているようだ。
すでにユベントスは同選手の獲得に向けてアトレティコと初期接触を開始した模様。アトレティコの要求額は2500万ユーロ〜3000万ユーロであり、ユベントスはこの金額が高すぎると考えていることから移籍金の分割払いを可能にする買取オプション付きのレンタル移籍や買取義務付きのレンタル移籍を希望しているようだ。
また、ユベントスは交渉材料としてセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチやアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンザレスをトレード要員に含めることを検討しているものの、アトレティコはあまり乗り気ではないとのこと。ただ、アトレティコは今夏に複数選手を獲得していることから財政的な状況から主力選手の売却が避けられない状況であり、モリーナはその1人のようだ。