ロドリゴ・ゴエス 写真:Getty Images

 トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグで絶不調陥たこともあり、17位でフィニッシュ。その一方で、ヨーロッパリーグ(EL)では優勝して今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

 そのトッテナムは今夏にアンジェ・ポステコグルー前監督を解任してブレントフォード(イングランド1部)からトーマス・フランク監督を招へい。新シーズンに向けて、川崎フロンターレ(日本1部)から日本代表DF高井幸大などを補強している。

 スペイン『アス』によれば、トッテナムは今夏にチーム力の底上げを目指しており、今夏の移籍市場で大きなインパクトを与えたいと考えている模様。そのなかで、レアル・マドリード(スペイン1部)でプレーするブラジス代表FWロドリゴ・ゴエスの獲得に興味を持っているようだ。

 そのロドリゴはカルロ・アンチェロッティ前監督体制で主力だったものの、シャビ・アロンソ新監督体制では序列が低下。今夏の去就が不透明となっているなかで、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)やリバプール(イングランド1部)などが獲得に興味を持っているという。

 今後、トッテナムはロドリゴの獲得に向けてどこまで移籍金を引き下げられるかの交渉をマドリード陣営と行なっていくとのこと。トッテナムはフランク新監督にさらなる補強を約束しているようだが、マドリード残留を望んでいるとされているロドリゴの決断を含めて今後の動向に注目が集まる。