22日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、代議士・薪鉄子(戸田恵子)が放った言葉が反響を呼んでいる。
■薪が憤慨する理由は…
薪の下で働くため、上京したのぶ(今田美桜)。早速、薪の執務室を訪れると強い口調で話す声が。
薪は電話中で、受話器を置くと「ほんまに、国会議員いうがは、選挙中は国民のためにって、耳にタコができるばあ言いゆうくせに、当選したら自分のためにしか動かんがやき!」と憤慨。
圧倒され目を丸くするのぶに「長旅ご苦労さま。早速働ける?」「ほいたら行きましょう!」と声を掛けるとさっさと出かけ、聴衆を前に力を入れる子供たちの飢餓問題について演説した。
■薪のセリフが刺さる視聴者続出
奇しくも20日に第27回参議院選挙の投開票が行われたというタイミングで放たれた薪のセリフ。
Xでは「薪先生、最高のタイミングでナイス啖呵(笑)」「あまりにもタイムリーで苦笑」「このセリフ、選挙明けの今日ぶっ込んでくるの笑う」「もはや狙い撃ちに来ただろとしか思えん(笑)」と苦笑する声が続出し、「刺さりますね」「これ!!! まさにこれ!!! 今の日本もまさにこれ!!!」などと大きな反響があった。
それもそのはず、視聴者には薪のセリフが刺さる理由が…。
■「現実とリンクするようで不思議」
今回の参院選では「日本人ファースト」を政策に挙げる参政党が一挙に議席を増やしたが、神谷宗幣代表はニュースサイト『TBS NEWS DIG』で15日に公開されたインタビューで「参院選のキャッチコピー」「選挙の間だけ」と発言。
開票特番LIVE(ニコニコ生放送)では最初に出す法案を“コロナ政策の見直し”、移民対策については「今、その技能実習制度を変えたので、それの見直しをもう1回やるべきかなと思っています」と話しており、「早速、訴えてた話と違うやんけ!!!」「予想してた通りの展開」「最初からわかりきってたことやん」と呆れた人は多数いるよう。
「薪先生、先日の参院選のこと揶揄しとる」「選挙後の国民の声か」「脚本は何ヶ月も前に書かれてるだろうに、現実とリンクするようで不思議」といった声が上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)