
スウェーデン1部ハンマルビーIF所属のスウェーデン人FWアブデルラフマン・ブーダは、2025年夏のJリーグ移籍が決定的に。すでにチームを離脱しており、近日中に来日するとみられる。
現在25歳のブーダは、身長186センチのウインガー。スウェーデン国外クラブでのプレー経験はなく、ハンマルビーIFには2022年7月から在籍。2024シーズンは期限付き移籍先のヴェステロースSKでプレーし、1部リーグ戦28試合の出場で8ゴール1アシストと結果を残していた。ただ復帰1年目の2025シーズンは、ここまでリーグ戦17試合の出場で4ゴール2アシストをマークしているものの、スタメン出場が6試合とレギュラー定着には至っていない。
そんななか、ハンマルビーIFは22日、ブーダが海外クラブへの移籍を前提とした交渉のため、チームを離脱すると公式発表。スウェーデン紙『エクスプレッセン』は「日本のあるクラブがブーダの獲得に動いている。両者は契約締結に近づいている」と報じているが、獲得に動いているクラブの名前やオファーの内容は明らかになっていない。
また、スウェーデン『aftonbladet』が伝えたところによると、ブーダとハンマルビーIFの契約は2026年まで残っているとのこと。Jリーグクラブが相応の移籍金を支払って獲得した可能性も考えられる。
なお、ハンマルビ-は過去にスウェーデン1部リーグを1度優勝。2024シーズンのリーグ戦で2位に食い込むと、2025シーズンも13試合を終えて首位ミャルビーから勝ち点差ゼロの2位につけている。直近の移籍ウィンドウでは、2024年7月に京都サンガからスリナム代表GKヴァルネル・ハーンを完全移籍により獲得したほか、2025年夏には愛媛FCからDF島佑成を迎え入れるなど、直近1年でJリーグクラブとの取引が活発になっている。