
クリスタル・パレス所属の日本代表MF鎌田大地が、リバプール所属MF遠藤航との秘話を告白。プレミアリーグの舞台における日本人対決であった出来事を明かしている。
鎌田のYouTubeチャンネル『鎌田大地ch』は、7月22日に更新。本人がクリスタル・パレスでの2024/25シーズンなどを振り返ったが、プレミアリーグ最終節で試合前に遠藤とベンチに座って話していたことに話題が及ぶと、こう語っている。
「そもそも試合前にあんな感じで会うことはないけど、航くんに『着いたらミーティングしよう』とLINEして。ピッチの方に来て『代表戦の前にみんなでご飯行くから来れる?』と聞いていた。あとは、その時投資の話をしていて、航くんに相談していた。『これってどうなの?』とか。サッカーの話はゼロ。カメラが近づいてきたとき、『会話内容聞えるかな?大丈夫かな?』と」
また、鎌田は「航くんとはシント=トロイデンVV(STVV)時代から一緒だし、そもそもその前のリオデジャネイロ五輪世代からずっと一緒だから(仲が良い)」とコメント。その鎌田と良好な関係を築いている遠藤は、父親が個人投資家であることもあり、10代から投資を開始。インデックス投信で資産を増やすなど成功を収めており、現在は米国債、米国の個別株、日本の小型株などに投資している。
なお、2025年5月26日に行われたリバプール対クリスタル・パレスでは、鎌田がフル出場した一方、遠藤は69分からプレー。およそ20分間にわたり、アンフィールドのピッチで日本人対決が繰り広げられた。
プレミアリーグという欧州トップレベルの舞台で交錯するふたりのキャリアは、プレーだけでなく、人生観や価値観をも共有し合う関係として、今後の日本サッカーを支える貴重な存在となっていくだろう。