京都サンガ 写真:Getty Images

 京都サンガは7月22日、FWムリロ・コスタの退団を公式発表。DF福田心之助にも海外移籍の可能性が報じられるなか、ブラジル2部アヴァイFCから元ブラジルU23代表MFバレートを獲得することが決定的だという。

 現在30歳のバレートは、身長181センチで右利きの守備的ミッドフィルダー。ポンチ・プレッタなどブラジル国内の複数クラブを渡り歩いたほか、2022年夏から2023年夏までRWDモレンベークでプレーし、ベルギー2部リーグ優勝に貢献していた。

 2025年1月にクリシューマECからアヴァイFCへ移籍すると、加入1年目はブラジル2部リーグ戦で7試合にスタメン出場。7月19日のヴィラ・ノヴァ戦でも69分までプレーしていたが、シーズン途中での退団が決まったという。

 ブラジル『ge』は22日に「バレットがアヴァイFCを退団。京都移籍で合意」とリポート。これによると、京都は10万ドル(約1,480万円)の契約解除金を支払って獲得するとのこと。京都と同選手の契約内容については報じていないが、アヴァイFCは今週中にも退団を公式発表する見込みだ。

 なお、バレットのエージェントは『Marcio bittencourt sports』。同社はFWカピシャーバ(清水エスパルス)、MFマテウス・ペイショット(ジュビロ磐田)、FWデレク(ジェフユナイテッド千葉)、DFパトリック・ウィリアム(京都サンガ)を顧客に持っており、2025年6月以降にFWマリオ・セルジオの北海道コンサドーレ札幌移籍、FWレレの名古屋グランパス移籍を手掛けている。