チアゴ・アウベス 写真:Getty Images

 かつて清水エスパルス、サガン鳥栖、ガンバ大阪、ファジアーノ岡山、徳島ヴォルティスでプレーしていたブラジル人FWチアゴ・アウベスは、2025年7月14日にタイ1部ウタイターニーFCを退団。しばらくフリーとなっていたが、22日までに新天地が決まっている。

 アウベスは2024シーズン限りで徳島を退団し、2025年1月にウタイターニーFCへ加入。2024/25シーズンは公式戦17試合の出場で4ゴール2アシストを挙げるなど、攻撃陣の主力選手として活躍した。しかし、同クラブは14日に双方合意のもとでの契約解除を公式発表。Jリーグ復帰の可能性も考えられた。

 去就に注目が集まるなか、韓国1部の済州SKは22日に同選手の獲得を公式発表。契約期間や年俸など契約内容は明らかになっていないが、浦項スティーラーズ在籍時の2015年以来となる韓国挑戦を果たしている。

 現在32歳のアウベスは、2017年3月から12月まで清水でプレー。清水退団により一度Jリーグを離れたが、韓国1部の全北現代を経て、2019年7月に鳥栖へ移籍。2021年以降はG大阪、岡山と渡り歩き、2023年12月にブラジル2部シャペコエンセへ加入していた。

 母国復帰を果たしたアウベスだが、わずか3か月で徳島へ移籍。2024シーズンはJ2リーグ戦19試合の出場で1ゴール1アシストをマークしたものの、同シーズン限りで契約満了により退団。J1リーグで通算51試合出場9ゴール、J2リーグで通算61試合出場22ゴールと、日本で実績を積み重ねた。ウタイターニーFC退団後、Jリーグクラブからのオファーがあった気になるところだ。