
日本代表のMF鎌田大地が所属するプレミアリーグのクリスタル・パレスの若手MFが今2025年夏の移籍市場で注目を集めているようだ。
UKメディア『The Sun』は、パレス所属のイングランド代表MFアダム・ウォートンが「重大な決断」を下したと報じた。
鎌田のチームメイトでもあるウォートンには、日本代表キャプテンMF遠藤航が所属する同リーグのリバプールやトッテナム・ホットスパーのほか、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘン、ラ・リーガのレアル・マドリードといった世界的な強豪クラブが関心を示していたが、本人はパレスでのプレーを継続する意思を示したようだ。
ウォートンは2024年2月にEFLチャンピオンシップのブラックバーン・ローバーズからパレスへ加入した。鼠径部の手術で離脱した期間もあったが、復帰後は持ち前の正確なパスに加えて、タックルやインターセプト、ボール保持能力を示し、プレミアリーグで高い評価を得てきた。
同選手は、32歳となった遠藤の後継者候補としてリバプールからも注目されていた。リバプールはすでにMFフロリアン・ビルツをブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンから獲得し、同リーグのアイントラハト・フランクフルト所属のFWウーゴ・エキティケも獲得間近とされているが、中盤の補強にも余念がないようだ。
なお、ウォートンとパレスとの契約は4年以上残されており、移籍に際してクラブは1億ポンド( 約199億円)の移籍金を求める姿勢を崩していない。現時点でクラブに同選手の放出の意思もないことから、今シーズンは再び鎌田との共演が見られそうだ。