
セレッソ大阪所属の元日本代表MF香川真司は、日本代表OB内田篤人氏とアーセナルを退団したDF冨安健洋の対談内容に反応したことで話題を呼ぶなか、自身の将来について語っている。
韓国代表OBパク・チュホ氏のYouTubeチャンネルでは、7月21日に香川と再会する時の動画が公開。ボルシア・ドルトムント時代を一緒に振り返るなか、香川は「(パク・チュホは)かなり大変そうだったね。僕も大変だったけど、チュホがいたから、かなり助けられた」と元チームメイトに感謝の思いを伝えている。
話題が「今まで一緒にプレーした中で、一番うまい選手」に及ぶと、香川は「ひとりは難しいね…」と悩みながら、ドルトムントで12シーズンにわたりプレーしたMFマルコ・ロイスを指名。「3人だったら?」との問いには、ロイス、MFイルカイ・ギュンドアン(現マンチェスター・シティ)、マンチェスター・ユナイテッド時代のチームメイトであるウェイン・ルーニー氏を挙げている。
香川は現役引退後のキャリアについて問われると、「正直まだそこまで何かというのはない。今はサッカー選手をやり続けたい。ただ、やっぱり若い選手がいっぱいいるから、そういう若い選手を見ていたら、監督やコーチも面白いなと思う。最近、そういうことも感じるようになってきた。子供を育てるというのは違う。やっぱり(指導者として活動するならば、)ユースではなくトップチームでやりたい」とコメント。「自分のアイデンティティはサッカー。サッカーでしか生きてきていないし、テレビ(の仕事)はあまり考えていない」と述べると、パク・チュホ氏は「シンジが監督、コーチを考えるのは意外だな」と反応している。
日本代表で香川とチームメイトだった内田氏は引退後、ロールモデルコーチとして年代別代表の選手を指導しているほか、なでしこジャパン(女子日本代表)に臨時コーチも担当。報道番組『報道ステーション』(テレビ朝日系)のスポーツコーナーにキャスターとして出演するなど、テレビ番組での露出も増加傾向にある。