
ブラジル人FWムリロ・コスタは、2025年夏の移籍ウィンドウで京都サンガを退団する見通し。21日開催の明治安田J1リーグ・アビスパ福岡戦でも出番が無かったが、Jリーグ他クラブへ移籍する可能性がある。
コスタの去就を巡っては、韓国人ジャーナリストのソ・ホジュン氏が7月10日の時点で、韓国1部大田ハナシチズンとの移籍破談を報道。これによると、両者は正式契約寸前だったが、選手本人が韓国移籍に反対したとのこと。日本でのプレー続行を強く望んでいるだけに、今後同選手の獲得に興味を示すJリーグクラブが現れる可能性も考えられる。
また京都とコスタの契約内容については、ポルトガルメディア『o Gol』が京都加入直後の2024年8月末に「2025シーズン途中までの1年契約を締結」と報道。この夏に移籍金ゼロでチームを離れるものとみられる。
現在30歳のコスタは、かつて2020/21シーズンに日本代表MF久保建英に替わるアタッカーとしてRCDマジョルカでプレー。2021/22シーズンから東京ヴェルディ出身のMF藤本寛也とともにポルトガル1部ジル・ヴィセンテFCでプレーしていたが、2023/24シーズン終了後に契約満了で退団。2024年8月に京都へ移籍した。
しかし、来日1年目にJ1リーグ戦で7試合の出場に終わると、2025シーズンもリーグ戦でスタメン出場3試合、途中出場8試合。絶対的ストライカ-であるFWラファエル・エリアスなど他の外国籍選手との競争で後れを取るなか、ノーゴールと結果を残せなかった。