アーセナル 写真:Getty Images

 プレミアリーグのアーセナルが2025/26シーズンのリーグ初戦を前に、移籍市場で積極的に動いており、既にGKケパ・アリサバラガ、MFマルティン・スビメンディ、MFクリスティアン・ノアゴール、FWノニ・マドゥエケの4選手を獲得。

 しかし、クラブのミケル・アルテタ監督は現在のチーム状況について「人数の面で足りていない。我々は選手層と質を改善しなければならない」と述べ、さらなる補強の必要性を認めたことをUKメディア『TNT Sports』が報じた。

 また、「我々は常に市場を見ている。具体的な進展があるまでは、今いる選手たちに集中する。直近10〜15日間での彼らの姿勢にはとても満足している」と続けている。

 アーセナルはこの夏、DFキーラン・ティアニー(セルティック)、MFジョルジーニョ(フラメンゴ)、MFトーマス・パーティ(無所属)ら計6名の主力選手が退団しており、アルテタ監督は選手層の再構築を急いでいる。

 また、様々な報道によればスウェーデン代表FWビクトル・ギェケレシュ(スポルティングCP)の獲得にも引き続き関心を寄せているが、同監督は「まだ我々のグループに加わっていない選手についてはコメントできない。提示すべき具体的な内容がある時に発表する」と語り、憶測を避けた。

 プレミアリーグ開幕(8月16日)を控えたこの時期に、新戦力の加入がチームにもたらす影響について問われると、「まるで木を揺さぶるようなものだ。新しい顔ぶれは新たな興奮とエネルギーを生んでくれる。非常に重要な選手たちを獲得しており、全員がさらなる高みを目指す必要があると感じている。それが我々の目指すところだ」と語ったことを同メディアが伝えている。

 なお、アーセナルの開幕戦は8月18日にオールド・トラッフォードで行われる予定。対戦相手のマンチェスター・ユナイテッドも、ギェケレシュに関心を示していると報じられており、注目の一戦となりそうだ。