アーセナル 写真:Getty Images

 プレミアリーグのアーセナルは今2025年夏の移籍市場で積極的に動いており、既にGKケパ・アリサバラガ、MFマルティン・スビメンディ、MFクリスティアン・ノアゴール、FWノニ・マドゥエケの4選手を獲得。

 そうした中、UKメディア『Caught Offside』によれば、クラブはブンデスリーガのRBライプツィヒに所属するオランダ代表MFシャビ・シモンズの代理人と交渉を開始したとされる。移籍金は約5200万ポンド(約103億円)で、同選手はプレミアリーグ移籍に前向きだという。

 シモンズはリーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)から、ライプツィヒへ期限付き移籍を繰り返していたが、2025年1月に完全移籍が成立しており、ライプツィヒが保有権を持っている。

 ドイツメディア『BILD』によると、ライプツィヒが欧州の大会出場権を逃したことで、同選手がステップアップを含めた移籍希望しているとされ、プレミアリーグ移籍が現実味を帯びているようだ。

 シモンズのライプツィヒ(2023-2025)での成績は、公式戦76試合で21ゴール23アシスト。ブンデスリーガ2024/25シーズンでは10ゴールを記録しており、同リーグの強豪バイエルン・ミュンヘンのスポーツディレクターであるクリストフ・フロイント氏からも「並外れた選手」と評されている事が様々なメディアを通して伝えられていた。

 また、シモンズは中盤とサイドの両方で起用可能な柔軟性を持ち、チャンス創出力やライン間でのプレー精度に優れているとされており、アーセナルのキャプテンであり中心選手のMFマルティン・ウーデゴールの負担を軽減できる存在として期待が集まっているようだ。