吉田あや氏(40)は、「再生の道」から東京選挙区に立候補しましたが、落選が確実となりました。障がいのある息子の子育て経験をもとに、保育や社会サービスの課題を訴え、街頭演説を中心に活動しましたが、議席獲得には至りませんでした。

20日の選挙戦最終日には、石丸伸二代表と「ひろゆき」こと西村博之氏とともに街頭演説を行い、JR赤羽駅東口には数千人が集まったと言われています。

石丸代表は、投開票日夜に記者会見を開き、「候補者も再生の道としても、できることは全てやり切った」と振り返りました。また、吉田氏について「初めての選挙が激戦の東京選挙区という過酷な環境だったが、最後まで戦い抜いたことに敬意を抱いている」と称賛しましたが、かつての不遜なまでの余裕は伺えませんでした。

「再生の道」は今回、東京選挙区で1人、比例代表で9人、計10人の候補を擁立しましたが、議席獲得は極めて困難な情勢です。石丸氏は「選挙結果に一喜一憂するのではなく、国民の意識が可視化されたことに意味がある」と述べ、今後の活動への意欲をにじませました。