石破首相は、2025年の参院選で自民・公明の与党が過半数割れの見通しとなる厳しい情勢の中、日米関税交渉が正念場を迎えていることなどを考慮し、現時点では辞任せず総理大臣を続投する方針を確認しました。
【速報】石破首相が辞任せず総理を続投の方針を確認…正念場の日米関税交渉を考慮し #FNNプライムオンライン DwwV01Hdg
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) July 20, 2025
最終的な判断は確定した議席数を見て行うとされています。
石破氏は日米関税交渉が纏まるまでは、とか温い事を考えている様だが、選挙で大敗した与党の党首とまともに交渉できると思う外国政府が居ると思うか?
どんな合意を交わしたところで、後からひっくり返されると普通は思うぞ。ましてや大連立なんかした日には、何の交渉も出来やしない。
— simesaba0141/MJ号 (@simesaba0141) July 20, 2025
与党合計は40議席とも予想されます。これにより、石破政権は昨秋の衆院選に続いて国政選挙で連敗し、党内では退陣を求める声が強まっています。麻生太郎氏は周囲に「続投は認めない」と語り、退陣に向けた動きを見せていると報じられました。
麻生太郎「総理の続投認めない」#参議院選挙2025 pic.twitter.com/Vj2VGKTZpY
— ゆーさんさん (@yuh24_kn) July 20, 2025
物価高対策の現金給付が「ばらまき」と批判されたことや、コメ不足対応の遅れ、閣僚の失言、政治とカネの問題などが影響し、自民党は保守層の支持を参政党に奪われる形となりました。
石破首相は選挙前の討論で「50議席の過半数維持」を目標に掲げ、有権者の審判は厳粛に受け止めると述べていました。今回の選挙には125議席をめぐって522人が立候補し、期日前投票率は25.12%に達し、有権者の関心の高さが示されました。

与党の責任を強く訴える石破首相 自民党HPより