
J1リーグ第24節、浦和レッズは7月19日、アウェイでFC東京と対戦し、2-3で逆転負けを喫した。2025FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)以来、約1か月半ぶりのリーグ戦だったが、内容・結果ともに振るわず、再開初戦で苦しい船出となった。
前半に2点を奪ってリードしたものの、後半は防戦一方となり終盤に失点。試合を通して主導権を握れず、試合後にはサポーターからSNSを通じて厳しい声が噴出した。
クラブW杯で得た14億円の使途を問う意見や、早急な補強を求める声、特にセンターフォワードの補強を急ぐべきだとする指摘が目立った。
現地で観戦したファンの投稿からは、攻撃面での迫力不足や、サイドに散らして走らせるだけの単調な展開に対する落胆が表れた。2失点目については守備全体に問題があるという厳しい意見も見られた。
また、交代選手のパフォーマンスにも批判が集中した。投入された選手たちが効果的な動きを見せず、60分を過ぎてから明らかに失速したという意見や交代策そのものが機能していないという指摘も。
浦和のGK西川周作に対しては、コーナーキックの対応でボールに触れられない場面が多いという声や、年齢による衰えを懸念する意見が目立つ。「西川はもう限界ではないか」と厳しい疑問を投げかけるファンもいた。
また、クラブW杯の反省が一切見られないという意見が圧倒的に多く、寄せの甘さや球際の弱さといった課題が解消されていないことに落胆する声が強い。東京相手に防戦一方となった現実は、世界を経験したチームとして物足りないという印象を残してしまったようだ。
チームの現状に対し、優勝を口にする資格はないと断じる声もあり、AFCチャンピオンズリーグ2022優勝時のメンバーに支えられていた事実を忘れるなというメッセージも寄せられている。