
プレミアリーグのアーセナルは、今2025年夏の移籍市場で補強を積極的に進めている。これまでにFWノニ・マドゥエケ、MFクリスティアン・ノアゴール、MFマルティン・スビメンディ、GKケパ・アリサバラガの4名を獲得し、新シーズンに向けた戦力補強を着実に進行させている。
そうした中、5人目の補強として予定されていたラ・リーガのバレンシア所属のDFクリスティアン・モスケラについて、メディカルチェック中に「問題」が発覚したとUKメディア『Daily Cannon』が報じている。
同報道がサッカーのインサイダー情報を発信するSNSアカウント『Teamnewsandtix』の投稿を引用したところ、モスケラがクラブでのメディカルチェック中に合併症を抱えていることが判明し、正式な獲得発表はその対応が完了するまで見送られていると報じている。
アーセナルとバレンシアの間では、すでに移籍合意が成立しており、移籍金は約1300万ポンド(約26億円)とされている。モスケラは7月15日、バレンシア空港からロンドンへ向かう便に搭乗し、16日にアーセナルでメディカルチェックを受けたと様々なメディアで報じられていた。
アーセナルでの長期契約についても合意に達しており、メディカルチェック通過後にもクラブ加入が発表される見通しだった。
アーセナルおよびGetty Imagesは、モスケラがクラブのユニフォーム姿でインタビューを受けている写真を一時的に掲載したが、すぐに削除された。このことからも契約は最終段階にあると見られる。
なお、同報道はクラブに近い関係者の話として、このモスケラの合併症が移籍破談に直結するものではないとの見解を示している。