ジェームス・トラフォード 写真:Getty Images

 マンチェスター・シティ(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグでスペイン代表MFロドリを含めた離脱者が相次いだこともあり、4位フィニッシュ。史上初のリーグ戦4連覇から一転して、ジョゼップ・グアルディオラ監督体制で最低の順位となっていた。

 イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、シティはバーンリー(イングランド1部)に所属するイングランド代表GKジェームス・トラフォードにも注目している模様。同選手の獲得に向けてバーンリーにアプローチを行ったようだ。

 シティ(イングランド1部)下部組織出身のトラフォードは、複数クラブへのレンタル移籍を経験して2023年夏にバーンリーへ移籍。抜群のシュートストップ技術を武器に昨季はチャンピオンシップ45試合でゴールマウスを守り、29回のクリーンシートを達成して、クラブの1部昇格に大きく貢献した。

 そのトラフォードをバーンリーに売却した際にシティは、4000万ポンド(約79億8000万円)の買い戻しオプションを盛り込んでおり、交渉を試みているとのこと。また、同選手にはニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)に移籍金2700万ポンド(約53億8000万円)のオファーを提示したものの、拒否されていたようだ。

 昨季もプレミアリーグ26試合でゴールマウスを守り、クラブの複数タイトル獲得に貢献してきたブラジル代表GKエデルソンに退団の可能性が取り沙汰されているシティ。新たな新守護神候補を迎え入れるのだろうか。