17日放送の『あさイチ』(NHK)では、夏に湧きやすい「コバエ」の対策法について紹介。“出しっぱなしNG”の意外なものについて取り上げた。
■“あの調味料”が大好物
とくに気温が高い夏になると、キッチンをうろうろと飛び回って不快なコバエ。生ゴミをしっかりと密封していても、いつのまにか湧いていることが多い。
害虫駆除を専門とする福永隆氏によると、生ごみ以外にも注意したいのが、キッチンの周りに置きっぱなしにしている物。果物や、開封したパンなども、コバエのエサになってしまう。

とくに、醤油を醤油さしに入れてそのまま置いているケースもあるが、発酵食品はコバエの大好物のため、これらは冷蔵庫や戸棚に収納するとよい。
これには、スタジオのMCの博多大吉や、ももいろクローバーZの佐々木彩夏も「えーっ」「そうだったの?」と驚いた。
■排水溝のぬめりも…
ほかにも、キッチンの窓などに取り付けられている、最も一般的な「18メッシュ」といわれる網戸は、網の目がやや大きめのためコバエが簡単にすり抜けて侵入してしまう。そのため、ホームセンターでより目の細かい「24メッシュ」以上のものを購入して取り替えたり、網戸用の防虫スプレーを使用したりするといった対策も。
また、三角コーナーや排水口のぬめりは、細菌やバクテリアが出す膜で、これがコバエのエサや産卵場所になってしまう。
ぬめりを取るには、クエン酸(酢で代用可)と重曹が有効。酢と重曹をかけて15分放置してから湯で洗い流す。週に1度やることでぬめりが取れ、コバエの卵や幼虫も駆除できるという。
■最も有効な対策は?
このほか、生ゴミは冷凍するのが最も有効な対策に。ただ、ゴミと食材を一緒の場所に入れることに抵抗のある人も。
蓋をして冷凍庫に入れられる専用ゴミ箱なども市販されているため、可能であれば冷凍するとよい。
【冷凍庫に入れずに冷却するタイプも!】
飛び回る成虫を駆除するには、少し深さのある小皿に、酢と水をそれぞれ同量混ぜ、そこへ食器用洗剤を数的たらした「トラップ」を作って捕獲するのが有効。
この場合も、先に生ゴミを密封するなどして片付け、ぬめりをしっかり取っておくことがポイントになる。これは市販品のトラップを使用する際も同様で、大吉は「置くだけ置いて、効かないなって方はぜひ」と呼びかけていた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)