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参議院選挙が週末に迫ってきました。今回は躍進する新興政党もあり与野党の議席獲得争いが激しさを増しています(図表は日本経済新聞電子版から)。事前の世論調査では与党の過半数割れが予想されています。メディアの関心は、過半数を維持できるかどうかよりも、過半数からどこまで議席を減らすかに移っています。

若い世代の選挙に対する関心も高まっており、全体の投票率の上昇も期待されています。今までとは違った転換点になる選挙ではないかと思っています。

今回は参議院議員選挙ですが、結果次第によってはこれからの日本が大きく変わるきっかけになるかもしれません。

選挙というと堅苦しく感じる人もいるかもしれませんが、自分が応援したいと思う人を投票するだけのシンプルな仕組みです。これからの日本の行方をうらなうイベントとして楽しんでしまえば良いのです。

楽しむためには当事者にならないといけません。自分が投票に行かないと他人事になってしまいますから選挙結果に対する興味も半減です。

という訳で、選挙権のある人は期日前でも当日でも投票に行きましょう。

そして日曜日の夜はテレビやネットで選挙結果を見ながら「選挙飲み」です。

台風の目となっている参政党や国民民主党はどこまで議席を伸ばすのか?

与党の過半数割れはどこまで進むのか?

選挙後の政権はどのような枠組みに変わるのか?

自分の選挙区の選挙結果を含め、今回の開票状況を見るのはきっと「お酒がススム君」になるはずです。

調べてみると日本の選挙制度は複雑で比例代表選挙の仕組みはその中でも特にわかりにくくなっています。ネットで調べれば衆議院の比例と参議院の比例の違いがわかったりして、事前に予習するのも楽しいものです。政治にそれほど関心の無い私のような立場の人にとっては選挙の直前でなければこんなことに興味を持ったりしません。

シルバー民主主義といわれ、投票に熱心に行くシニア層に利益が偏重していた政治が変わる。そんな瞬間をリアルタイムで見届けたいと思います。