
プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属し、昨2024/25シーズンも左サイドを主戦場としたMFジャック・グリーリッシュは、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の下で安定したパフォーマンスを示すには至らなかった。公式戦32試合に出場したが、ゴールはわずか3、アシストも5にとどまっている。
そのグリーリッシュに対して、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが獲得に向けて本格的に関心を示しているとUKメディア『The 4th Official 』で報じられた。
同メディアによると、ジャーナリストのディーン・ジョーンズ氏の情報として、トッテナムは同選手の獲得レースで有力候補とみなされているが、同じく関心を示すクラブとしてプレミアリーグのエバートンおよびウェストハム・ユナイテッドの存在も伝えられている。
仮にグリーリッシュがトッテナムへ移籍すれば、今2025年夏に同クラブへ加入した日本代表DF高井幸大とチームメイトになる。ただし、グリーリッシュの現行契約はシティとの間で2027年夏まで残っており、移籍金の高さが交渉の障壁となる可能性がある。
グリーリッシュは昨シーズン、1試合あたり平均1.87本のシュートを放つが、枠内シュート率は33.3%にとどまっており、決定力には課題を残している。一方で敵陣でのボール保持においては評価が高く、パス成功率は87.6%と安定している。トッテナムが本当に動くのであれば、トーマス・フランク新監督の下で、同選手が定期的に出場機会を得られる構想があることが前提となるだろう。