元読売ジャイアンツ投手の江川卓氏が15日、YouTubeチャンネル『江川卓のたかされ』に出演。7月不調の広島東洋カープについて語った。
■今季2度目の7連敗
一時は2位をキープしていた広島。7月は今季2度目の7連敗を喫し、16日時点で3勝9敗2分けで4位に。5位中日ドラゴンズは6連勝と勢いに乗っていて、ゲーム差は0.5に縮まった。
ホーム球場・マツダスタジアムでは一時5連敗していて、江川氏は「これはもう完全に気候です」と指摘する。
■「広島の夏は本当に大変」
猛暑の影響もあり、熱中症など体調不良者が相次いでいるプロ野球界。江川氏は「暑い。ホームゲームが広島ですから。広島の夏は本当に大変なんですよ」「7月入るまではものすごい、いい感じにきてたんですけど。7月に入って、暑さがきてからみんなバテちゃって」とコメントする。
「リリーフ陣も少しへばりかけてる。かといって、先発投手が7回、8回までは難しい。ってところが連敗になってると思う。涼しくなってくるといいんですけどね」と話した。
■先発の完投「それに懸けていくしかない」
順位を上げるためには「先発ピッチャーが完投するしかないんですよ」とズバリ。
エースの大瀬良大地などが完投すればリリーフ陣が休めるとし、「それに懸けていくしかないですね。それをやってくれるとリリーフ陣もすごい休んで、また復活してくるので。そうなってくるとギュッと締まった野球になってくると思う」と語った。
■不調の原因をズバリ指摘
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)