
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は今季のプレミアリーグで15位と史上最低の順位でフィニッシュ。シーズン途中にエリック・テン・ハグ前監督を解任して、ルベン・アモリム監督を招へいしたが、最後まで立て直すことはできなかった。
捲土重来を目指す来季に向けてすでにブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得したユナイテッドだが、次なるターゲットとしてブレントフォード(イングランド1部)のカメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得を標榜。しかし、ブレントフォード側が高額な移籍金を求めていることから交渉は難航していると報じられていた。
そのなかで、イギリス『アスレティック』によれば、ユナイテッドは数週間の交渉を経て、移籍金最大7100万ポンド(約140億8000万円)でブレントフォードとクラブ間合意に至ったとのこと。同選手は今週末にメディカルチェックを受診するようだ。
世代別ではフランス代表としてプレーしながらも、A代表ではカメルーン代表を選択したムベウモは、2019年夏にブレントフォードへ移籍。クラブの1部昇格に貢献すると、強靭なフィジカルと驚異的なスピードを武器に昨季はプレミアリーグ38試合20ゴール7アシストを好スタッツを残した。
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ムベウモはユナイテッドへの移籍のみを希望していたとのこと。そして、1年の延長オプションが付随した2031年夏までの契約を結ぶ予定のようだ。