それにしてもタコが静かに忍び寄って来て、エギを抱き、重みのあるアタリが出たときの感覚は病みつきになりますね。楽しいです!

その後もポイントをローテーションしながらぽつりぽつりと拾い釣りしていきます。

船中最大サイズ浮上

後半、ポイントを大きく変え、新しい場所へ行ってみることに。根掛かりが多く、気を抜くと一瞬でガッチリホールドされてしまいます。

「船中最大2.7kgマダコ!」東京湾のエギタコ釣りで11尾キャッチ【神奈川・鴨下丸】大型キャッチで大興奮(提供:週刊つりニュース関東版 高末里香)

今まで以上に集中して誘っていると、また根掛かり? と思ったのですが、リールが巻ける。「これはタコだ!」。今までとは明らかに違う重量感。よいしょ、よいしょとリールを巻いて上がってきたのは2.7kgの立派なサイズ。この日の船中最大をキャッチすることができました。

「船中最大2.7kgマダコ!」東京湾のエギタコ釣りで11尾キャッチ【神奈川・鴨下丸】2.7kgマダコ(提供:週刊つりニュース関東版 高末里香)

頭の大きさは、私の顔と同じくらいのサイズ。脚は私の指5本ほどの太さがありました。脚が1本なかったので、8本揃っていたら3kg近くあったと思います。こんな大きなタコと出会えるとは思っていなかったので大興奮。

このあと、2kg弱の良型が続けて釣れました。根掛かり危険度は高いけど、型はいいハイリスクハイリターンなポイントでした(笑)。

タコは丸茹でに

結果は11尾キャッチ、3バラシ1リリースで納竿。「解禁から釣れまくって一周しちゃったからあんまり釣れないよ」って高山船長が言っていたので不安はあったものの、食べるには十分すぎる釣果。

「船中最大2.7kgマダコ!」東京湾のエギタコ釣りで11尾キャッチ【神奈川・鴨下丸】丸茹でした(提供:週刊つりニュース関東版 高末里香)

ちなみに大ダコは、家で丸ごと茹でられる鍋がなかったので、知り合いの飲食店で大きな鍋を借りて、無事に丸茹でにすることができました。さっと茹でて刺し身でいただきましたが、軟らかくてめちゃくちゃ美味しい。また、すぐにタコ釣りに行くことを決意しながら堪能しましたよ。

<週刊つりニュース関東版 高末里香/TSURINEWS編>