野球評論家の高木豊氏が17日、自身のYouTubeチャンネルを更新。阪神タイガースの19歳ルーキー・今朝丸(けさまる)裕喜を高く評価した。
【今回の動画】タイガース・今朝丸の「凄さ」を徹底分析する高木豊氏
■19歳ながら2軍戦で4勝0敗
2024年ドラフト2位で報徳学園高校からタイガース入りしている今朝丸。
187cmの体躯から投げる最速151キロのストレートと変化球を武器に、ファームでは8登板で4勝0敗、防御率2.17と好成績を残しており、6月29日の2軍戦で7回11奪三振という快投を見た平田勝男2軍監督は「花マル、二重マル、今朝丸や!」とベタ褒めしていた。
そんな今朝丸について高木氏は「大物。素材的に素晴らしいものがある。柔らかさもあるし、身長も体もある」と、フィジカル面に注目。
■「素晴らしいピッチャー」と高木豊氏
さらに11奪三振の試合を振り返り「三振が取れるピッチャーは1軍でも活躍できる。スライダーかフォークか、この2種類で三振を築いていたんだけど、非常に良い高さからキレよく、手を出しやすいところに投げていた」と称賛。
フォームの特徴などを解説しつつ「素晴らしいピッチャーだよ」とコメントしていた。
■CSの“秘密兵器”?
気になるのは、今シーズン中の1軍昇格。しかし、タイガース投手陣は今シーズン絶好調ということもあり、現状入る余地がないようにも…。
そんな状況を考慮する高木氏は、「いまは1位だし優勝が決まったらっていうことも考えられるし、(内容が今後も)良ければクライマックスシリーズの“秘密兵器”になる可能性だってある。これはわからない。…そこまで無理はさせないと思うけど、十分1軍で投げるチャンスはあるよね」と予測していた。
■ネットでも反響「ほんま楽しみ」
タイガース未来のエース候補の出現に、ネットでは「今朝丸君はほんま楽しみやわ」「才木がメジャーに行ってしまった場合、その穴を埋めてくれる!」「順調に育ってほしい!」とエールの声が次々上がっている。
一方で「今朝丸くん、やはりバレてしまったか(笑)」「秘密兵器だから来季春まで温存です」と、以前から注目していたファンからの書き込みも散見されている。