
スタッド・ランス所属の日本代表FW中村敬斗には、再び移籍の可能性が浮上。チームメイトであるFW伊東純也にセリエA行きの可能性が取りざたされる中、中村本人の動向が話題を呼んでいる。
フランス『L’union』が7月17日に伝えたところによると、中村は16日開催に行われたトレーニングマッチを欠場。記事では「出場リストに彼の名前があったにもかかわらず、1分もプレーしなかった。ウォーミングアップすらしていない」「試合後、監督は中村について全くコメントしていないが、それはサインなのだろうか?」とのみ綴られているが、現地ではこの練習試合欠場が移籍の予兆であるとの見方が広まっているようだ。
また、現地メディア『Reims VDT』は日本代表MF守田英正擁するポルトガル1部スポルティングCPからの関心を報道。「移籍金は1,500万ユーロ(約25億6,700万円)」と伝えているが、正式オファーの有無は現時点で明らかになっていない。
中村の去就を巡っては、6月の時点でランス退団の可能性が報じられていたものの、『L’union』は7月4日にクラブ幹部の話として「彼は残留する見込み」と報道。オリンピック・マルセイユ、ニース、サウジアラビア1部アル・フェイハFCからの関心も取りざたされているが、同選手は2028年6月まで契約を残す中、中東移籍を望んでいないという。
FIFAワールドカップ北中米大会での日本代表入りを目指しているだけに、2部へ降格したランスからの移籍を望んでいるとみられる中村。残留報道が飛び交っているが、一転して移籍の見通しが立った可能性も考えられる。