
男子・日本代表がE-1選手権で優勝を成し遂げた裏で、日本サッカー協会(JFA)は2046年のFIFAワールドカップの日本開催にむけて動き出している模様。アジア複数国で共催の可能性があるが、韓国では2002年に続く日韓共催が期待されているようだ。
韓国『MKスポーツ』は7月18日に「韓国は日本と再びワールドカップを共催するかもしれない」とリポート。2025年3月から協議がスタートしたことを伝えた上で、「JFAが加盟する東アジアサッカー連盟(EAFF)と東南アジアサッカー連盟(AFF)が、W杯の共同開催に向けて協力することになった」と綴っている。
また、日本単独で開催する可能性については「2026年のW杯以降、本大会参加国は32カ国から48カ国に増加した。大会規模の拡大に伴い、ワールドカップを単独で開催することはますます困難になると予想される」と否定的な見解を示したほか、日本国内に決勝開催の条件である8万人収容のスタジアムが日本に存在しないことも指摘している。
2026年大会はアメリカ、メキシコ、カナダで開催されるが、2030年大会はスペイン、ポルトガル、モロッコによる共同開催が決定。2034年大会の開催地はサウジアラビアであるが、記事では「大陸循環の原則に従えば、2046年に再びアジアでW杯を開催される可能性がある」と綴っている。
なお2002年の日韓W杯は、韓国代表による審判員買収疑惑で話題に。日本国内では、韓国との共同開催に対する否定的な声が挙がっていた。E-1選手権終了後には、一部で日韓戦の定期開催提案の可能性が取りざたされているが、サッカー界での日韓関係が再び話題になりそうだ。