
韓国1部・全北現代所属のイタリア人FWアンドレア・コンパーニョに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。横浜FCにくわえて、セレッソ大阪も8億円以上という巨額オファーを提示したという。
ルーマニア『DIGI Sport』は7月17日、独自に入手した情報として「コンパーニョは全北現代を退団する可能性が高い」とリポート。Jリーグクラブの動向について「C大阪はイタリア人FWの獲得を強く望んでおり、最初のオファーで移籍金500万ユーロ(約8億6,2000万円)を提示した。全北はこの金額に満足していない。提示額を550万ユーロ( 約9億3,600万円)に増額する用意がある」と伝えている。
ただ、コンパーニョにはUAE国内クラブやラ・リーガ所属クラブも関心を寄せている模様。このうち、ラ・リーガ所属クラブはすでに全北現代戦にスカウト陣を派遣しているが、記事では「コンパーニョは欧州復帰を望んでいるが、スペインのクラブが獲得に向けて正式オファーを提示するか現時点では不明」と綴られている。
現在29歳のコンパーニョは、身長195センチで右利きのストライカ-。2018年夏まで母国イタリアの複数を渡り歩くと、その後はルーマニア1部FCウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ、中国の天津津門虎FCなど海外クラブでプレー。2025年2月に天津から全北へ完全移籍し、韓国1部リーグ戦15試合の出場で8ゴールをマークしているほか、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)でも2試合の出場で2ゴールと結果を残している。
なお、ルーマニア『sportpesurse』は2025年6月末、横浜FCからの関心を報道。C大阪と同じく、移籍金500万ユーロのオファーを用意している可能性を伝えていた。Jリーグクラブが8億円以上という巨額の移籍金を用意する可能性は考えづらいとはいえ、イタリア人アタッカーの去就に注目が集まっている。