
ユベントス(イタリア1部)は昨季チアゴ・モッタ前監督体制でスタートしたものの、勝ちきれない試合が続いたこともあり、シーズン途中に解任。イゴール・トゥドール監督がバトンを受け継ぎ、最終的にセリエAで4位フィニッシュを果たして今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。
イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、ポルト(ポルトガル1部)からポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンの完全移籍切り替えが有力視されているなかで、ユベントスはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの獲得の可能性を探り始めているという。
下部組織時代から生え抜きで背番号「10」だったラッシュフォードだが、昨季途中から就任したルベン・アモリム監督の構想から外れたことから昨季後半戦はアストン・ビラ(イングランド1部)にレンタル移籍。公式戦17試合で4ゴール6アシストを記録していた。
アストン・ビラから今夏にユナイテッドへレンタルバックしたラッシュフォードは、追加の休暇が与えられていたにもかかわらず、クラブの施設でリハビリ調整を行っているとのこと。しかし、トップチームとは距離を置いている状況だという。
ユナイテッドは今夏に保有権を持つ5選手が退団を希望しているとみられており、ラッシュフォードもその1人だという。「新しい挑戦」を求めているラッシュフォードにはバルセロナ(スペイン1部)も関心を示しているものの、現時点では公式オファーは届いていないようだ。