しかし、イスラエルは、自国の国際法違反の軍事行動が「容認」されたと受け止めています。G7の努力が水の泡です。
日本がG7諸国と共にイスラエルの自衛権を改めて容認し、イランを地域の不安定化とテロの主たる発生要因と特定したことを称賛します。また、イランが核兵器を取得することを決して許してはならないという、日本とG7諸国からの明確なメッセージを強く支持します。… pic.twitter.com/d9H0RPn2QB
— Gilad Cohen 🇮🇱🎗️ (@GiladCohen_) June 17, 2025
さらに注目されるのが、石破茂首相の対応です。首相は当初、イスラエルによるイラン攻撃を「強く非難」する声明を発表しました。しかし、G7声明への署名後には、イスラエルの自衛権を「確認」する立場に転じた形となり、結果的に当初の批判的姿勢を事実上撤回したとも受け取られかねません。
【本日読まれた記事・第3位】アゴラ編集部:石破首相、イスラエルのイラン攻撃を「強く非難」: G7では異例?D7gtoTIFB…
— アゴラ (@agora_japan) June 16, 2025
また、米国の影響が声明の文言選択に影響を与えた可能性も指摘されています。トランプ政権はG7共同声明への署名を拒否する意向を示しており、その影響で声明の内容が米国の立場に配慮したものになったのではないかとの見方もあります。
トランプ氏、イランとイスラエル巡るG7共同声明に署名しない意向 BPTJzonCK
— TBS CROSS DIG with Bloomberg (@tbs_bloomberg) June 16, 2025
G7声明に難色示していたトランプ氏、「国際法順守」削除で合意…イラン核兵器保有を認めない立場で一致DnlA2B9m#国際
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) June 17, 2025