「参加しないと空気読めないって思われそう」「断ったら評価に響く…?」。そんな不安を抱えながら、気乗りしない会社の飲み会やイベントに参加している人も少なくないはず。「付き合いも仕事のうち」と言われがちな職場文化は令和になってもまだ残っていますが、それは本当に仕事の一部なのでしょうか。あなたにも断りたい会社の“何か”があるはず。

そこでSirabee取材班は、会社の面倒事について聞いてみました。

■旅行へ行ったらお土産

「会社の女性陣内でどこかへ旅行へ行ったら、お土産を買ってくるというのが暗黙の了解みたいになっていて、結構面倒くさい。土日なら旅行に行っても言わなきゃバレないが、平日に有休をとって…となると、『どこ行くの?』と聞かれて結局バレる。

旅行先でも『何買おう…』『○○さんナッツアレルギーだしなぁ…』って常にお土産が頭をチラついてツラい」(30代・女性)

■SNSでの繋がり

「なんかの会話の流れで『インスタフォローしてよー』って会社の人に頼まれ、インスタをフォローすることになったんだけど、毎日毎日ペットの日常を更新してて、ペットを飼っていない私的にはあまり興味がないからフォローを外したい現状。

というか、向こうは私のことフォローしてくれてないから、フォロー外しても問題ないとは思うけど、いざこざを作りたくないからフォローしたまま」(20代・女性)

■週末レジャー

「うちの会社は社員数名の小さい会社で、いわゆる『アットホーム』という地雷というか、社員同士の距離感が近すぎる会社。週末みんなでそれぞれのファミリーも交えてバーベキューとかキャンプをする。

ひとり好きからしたら、それがホントに苦痛で苦痛で。変に断って会社での居場所を失いたくないし…。最近本気で転職を考えている」(30代・女性)

「付き合いも仕事のうち」とは、もともと信頼関係を築くための言葉だったはずです。ですが、それが個人の生活や感情を押しつぶすような形になってしまっては本末転倒。断る勇気は、自分を守るための選択であり、気持ち良く働くためのスキルでもあることを忘れてはいけません。

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(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳