ダイバーに遭遇して少し近寄ってみたり、貝殻を口に入れたり出したりして遊んだり、1日を満喫して日が暮れ始めたら寝床を探して、暗くなったら眠りにつく。

カワハギの1日のスケジュールはまるで人間の様? 朝日と共に目を覚まし日没と共に眠るダイバーに近づいてきた2匹のカワハギ(撮影:shell)

このようにして、光や水温を感じて過ごす──。そんな繰り返しのような気がします。

朝日と共に目を覚まし、日没と共に眠りにつくというのは、まるで人間のようですが、生まれてから1年未満で大人になるのを考えると、犬の成長スピードに似ているような。

しかし、寿命は犬より短い訳で、もしかすると「カワハギの1日は、人間の数ヶ月に相当する」のかもしれませんね。

 

<shell/サカナトライター>