拳銃など暴力を想起させる表現を用いたことは風刺が過ぎ、不適切でした。現場で真摯に働く医療従事者の皆様を中傷する意図は毛頭ございません。その点、深く反省しております。

私が問題提起したいのは、日本医師会を中心とする一部の業界団体が、後期高齢者窓口負担の適正化や、市販類似薬の保険給付見直しなど、社会保障制度の適正化の多くに反対してきたことです。

開業医の団体としての側面が強く、背景には身内への利益誘導も垣間見えます。

そして与党には年間6-7億円もの企業団体献金を送り、総理などと会食を重ねていることは事実です。

医療インフラの保全に関して一定の役割を果たしているのも事実ですが、次世代を見越した社会保障改革を成すためには、やはりメスを入れる必要があるのではないでしょうか。

実際、赤字に苦しむ病院経営者や、現場で勤務する医療従事者からも、現在の医療制度のあり方に疑念の声が上がっています。

国民のための「社会保険料を下げる改革」ひいては「持続可能な社会保障制度への適正化」について、是非議論させていただけますと幸いです。

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編集部より:この記事は、前参議院議員・音喜多駿氏のブログ2025年7月16日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。