
7月16日にポルトガルで行われた親善試合で、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックはポルトガル1部のスポルティングCPに2−0で勝利した。
セルティック所属の日本代表MF旗手怜央の得点もあったこの試合後に、同クラブのブレンダン・ロジャーズ監督は、J1の川崎フロンターレからFW山田新がセルティックに加わる予定であることを明らかにした。
山田の移籍金は約130万ポンド(約2億5,790万)と格安で、数日以内にメディカルチェックが予定されている。ロジャーズ監督は同試合後に山田について質問されると「チームは得点力を失っており、それを補う必要がある。彼がその一人になれることを願っている」と語った。
さらに「(山田には)インテンシティとワークレートがある。スカウト陣もその点を評価している」とし、「年齢はやや高めだが、今すぐにでもチームに貢献できる存在だと思う。フィジカルも強く、プレッシャーをかけられるタイプだ」と評価した。
一方で、「山田がチームに合流してから、実際に見て判断したい。前線にはまだ補強を加えたい」と述べ、さらなるストライカー獲得の意向も示した。
またロジャーズ監督は、同試合後に記者から問われた元セルティック所属でプレミアリーグのクリスタル・パレス退団が噂されるFWオドソンヌ・エドゥアールについては、「(獲得する選手が)ビッグネームであることにこだわりはない。ただ我々が必要とするのはハングリーさ、得点力、ワークレート、そしてインテンシティだ」と述べたうえで、「エドゥアールは私の補強リストには入っていない。重要なのはチーム構造に適合するかどうかだ」と獲得に興味を持っていない様子を見せた。